日本産業技術史学会

 当会は、工業技術の歴史に限らず、農業。建築、土木等あらゆる産業の技術史、そして産業とかかわる 社会経済史や経営史、科学史を研究している会員で構成されています。またそれらに関心やに興味を持ち年会・講演会に 参加する会員も少なくありません。さまざまな分野の会員の集まりです。
 右の写真は、そのような多彩な活動の一例です。  
 

岩手県奥州市で見た屋敷林  解説は下に
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[会 告] (更新6月26日)
    2017年度の年会は終わりました。近日中に講演要旨を公開します。
     来年度の年会は今年とほぼ同じ時期に、神奈川大学にて開催の予定です。
    2016年度の年会の講演要旨は、
ここをクリック してダウンロードできます(4.4MB)。
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[ページの新設]
学会誌『技術と文明』別号(電子版)のページを新設、論文の掲載が始まりました。(4月18日)
ここからも 「学会誌『技術と文明』(電子版)」に進めます。

[ページの更新]
直近の理事会報告(4月7日)    会員の本(4月2日)

[会員へのリンク]
◇賛助会員・竹中大具道具館での企画  同館ホームページ

[質問到来/乞う回答]
◇三菱重工長崎造船所史料館保存のNSBMの竪削盤について ~ 回答がありました。
引き続きコメントを求めます。
「技術史なんでも相談」のページを

後援・協賛の行事
シンポジューム「日本の技術史をみる眼」第35回・ものづくりとデザイン、 中部産業遺産研究会 、2017年2月26日、トヨタ産業技術記念館 / ホールA
 

写真解説
横に長い屋敷林はスギで構成されている。屋敷林の左には枝打ちを したスギが並んでいる。防風効果も兼ねていることから、一般のス ギの枝打ちとは異なるが、林業としてのスギを育てていることに変 わりはない。 屋敷林は、平地における木材利用と深く関わっていると位置づけら れてきた。確かに、農家の自給的な生活の工夫と見られる点も多々 ある。現在は衰退したが、屋敷林の木材利用として薪炭材になる木 を植栽し、農家の燃料にしていたという歴史がある。とすると、現 在の針葉樹に特化した屋敷林も、経年変化したということになる。 明治期以降、関東から東北にかけては平地植林が増加し、屋敷林に も針葉樹のスギ、ヒノキを盛んに植栽するようになる。それでも薪 炭材の確保はしていたので、針葉樹と雑木が混交する景観であった。 ところが、戦後の拡大造林政策と新たな暖房装置の出現で、雑木の 必要性がなくなり、屋敷林の殆どが針葉樹になった。ということは、 現在見られる大規模な屋敷林の景観は、それほど古くはないという ことになる。 関東から東北に見られる屋敷林のケヤキは、江戸期から産業利用を 目的として植栽されてきた。屋敷林の目的を防風効果に特化させた 論述も目にするが、大規模な屋敷林については、林業という産業と の関わりから見ていく必要がある。(会員・石村眞一)

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