会 員 の 本    概要 2012年以降  
石村眞一 『日本の屋敷林文化 -美しい樹木景観を求めて』
山と渓谷社、2017年2月 260x185 367ページ

屋敷林を理解するために/九州地方の屋敷林/九州地方の屋敷林/中国。四国地方の屋敷林/
近畿地方の屋敷林/中部地方の屋敷林/関東地方の屋敷林/東北地方の屋敷林/
北海道地方の屋敷林/福島県大玉村の屋敷林を通して、今後の屋敷林の継承を考える/
日本の屋敷林文化を考える
井上尚之 『日本ファイバー興亡史 ―荒井溪吉と繊維で読み解く技術・経済の歴史』
大阪公立大学出版会、2017年2月 210x150 117ページ

 戦前は(財)日本合成繊維研究協会、戦後は高分子原料開発技術研究組合を組織し、日本の高分子産業を 世界的な存在にした埋もれたオーガナイザー荒井溪吉に日本で初めて光を当てた。
明治の産業-生糸/日本の産業革命の中心産業/再生衣料レーヨンの登場/それはニューヨークタイムズ「合成シルク」の記事から始まった/ ナイロンショック/太平洋戦争後の荒井渓吉の活躍/戦後繊維産業の隆盛と凋落/化学繊維と環境
佐藤達男 『中島飛行機の技術と経営』
日本経済評論社、2016年4月、320頁、A5版

 中島知久平が設立した日本初の民間航空機製造会社の中島飛行機は創業精神にある良い品を造るという技術優先の会社であった。同社の沿革と経営面および技術的な面から分析。
序章/戦時期日本の航空機産業の状況/中島飛行機の沿革と陸海軍/中島飛行機の機体事業/中島飛行機の航空エンジン事業/中島飛行機の経営/ 中島飛行機の残したもの/航空再開初期の航空機産業。