2017年度年会について  (4月10日更新) 実行委員長:名古屋工業大学・麓和善教授
期 日 6月24日(土) ~25日(日)
会 場 
名古屋工業大学
      2号館(正門を入って正面の建物)、2階0221講義室、アクセスは こちら   

次 第
◇ 6月24日 全体のスケデュール
10:00 ~ 受付(資料代 1,000円)
10:15 ~10:20 開会挨拶
10:20 ~12:20 一般講演6件
12:20 ~13:20 昼食
13:20 ~14:20 一般講演3件
14:30 ~15:20 総会
15:20 ~15:30 休憩
15:30 ~17:30 テーマセッション
17:50 ~19:50 懇親会(校友会館1階Café Sala、参加費5,000円)

◇ 6月25日 見学会
   松坂屋初代社長伊藤次郎左衛門祐民の別荘である揚輝荘と復元工事が進む名古屋城本丸御殿を見学します。
  9:30 現地集合:揚輝荘(名古屋市千種区法王町2-5-21、地下鉄覚王山駅徒歩10分)
      聴松閣(内部)、伴華楼(内部見学交渉中)、他庭園および園内建築
13:00 名古屋城本丸御殿Ⅰ期Ⅱ期工事完了部分内部見学、Ⅲ期工事現場見学、西北隅櫓内部特別見学
16:00 現地解散
   参加費(資料代及び入館料):1,000円(交通費及び昼食代は各自負担)

参加申込 総会及び講演会、懇親会、見学会とも、添付の用紙を
ここから ダウンロードしてにより申し込んでください。
・ お問い合わせ、要望等あれば学会事務局まで、電子メール office@jshit.org または郵便にて寄せてください。

一般講演プログラムと報告概要
10:20 岐阜県近代和風住宅に関する研究 / 〇水野貴子、麓 和善
     岐阜県に存する明治・大正・昭和期の近代和風住宅の特色を、平面図の実測調査、記録写真の撮影、古文書を通し
     明らかにし、その中から代表的な住宅について調査結果を公表する。
10:40 日本近世民家における「オトシコミ」構法についての考察 / ○上田忠司・麓和善
     四国や南西諸島の近世民家では、柱が梁を貫通し、さらに上部の小屋組を支持する「オトシコミ」と呼ばれる独特な
     構法がみられる。本考察はこれらの事例に注目し、各地域の特徴とそれらの共通性などについて検討する。
11:00 国立科学博物館技術の系統化調査に見る技術開発の傾向 共同研究編第10集及び第24集を中心にして / 亀井修
     実際の技術開発の現場を経験した専門家OBによる調査と工業会等との協働を特徴とする国立科学博物館技術の系統化
     調査の共同研究編第10集及び24集の概要とそこから抽出された技術開発の傾向について報告する。
11:20 日本の家庭のコンピュータの受容と「マイコン」概念の変遷 / 鈴木真奈
     1980年前半の日本において、マイクロコンピュータの略語である「マイコン」が指示した対象を分析することにより、
     コンピュータが個人や家庭においていかなる形で浸透したかを明らかにする。
11:40 大正から昭和初期にかけて顕微鏡カタログに掲載された2つの倍率表、俗称倍数表と正確拡大表について / 伊津野郡平
     顕微鏡の総合倍率は対物レンズの倍率と接眼レンズの倍数を掛け合わせたもので一意的に決まる数値である。
     しかし、当時のカタログには2種類の倍率が記載されていた。それには伸縮管が関係していたようである
12:00 戦後復興期のレンズシャッタの品質 / 中井 学
     戦後復興期の工業製品は、一般的に「安かろう悪かろう」と評されてきた。ここでは、中級および
     廉価の35mmレンズシャッタカメラに組み込まれていたバリオ系およびプロンター系シャッタの品質について検討した。
13:20 明治期の七宝業の製作環境について / 武藤夕佳里
     七宝業は明治期の日本において重要な位置を占めたが、近代七宝の全容をみる研究は進んでいない。本研究では
     京都の帝室技芸員・並河靖之(1863~1927)や愛知や東京で展開された七宝業の技法や製作環境の解明を目的とする。
13:40 家具の開発プロセスにおけるインハウスデザイナーの役割 ―飛騨産業の事例研究― / 中川輝彦
     木工家具産地・飛騨を代表するメーカー飛騨産業には、1968年に開発され、今なお生産され続けるロングセラーが
     存在する。その開発に大きく貢献したインハウスデザイナーの役割に注目するかたちで開発プロセスを考察する。
14:00 北部九州祇園山笠における舁き棒間に渡る縄巻の機能に関する考察 / 松内紀之
     北部九州の多くの山笠では、舁き棒と直交方向に縄巻が施され、舁き棒どうしが結び合わされる。この縄巻は、
     山笠ごとに棒締めや山笠操作に関わる様々な機能を担っている。これらの機能を各山笠に見て行く。

テーマセッション(15:30 ~17:30) 報告概要
馬渕浩一 / 工学部の誕生  ― 産学連携の一視点として
 産学協同を主唱した清水勤二の発言を参考に、帝国大学工科大学と高等工業学校の創設、戦前の工業教育改革を経て
 新制大学工学部へ移行する過程を再整理する。欧米とは異なる工学部を前提として産学連携を考察する。
橋本毅彦 / 戦後日本の産学連携  ― 東大生研を中心に
 戦後の産学連携について、最近に至るまでの事情を簡単に俯瞰した後に、戦後(特に1950年代)における
 東京大学生産技術研究所の活動を、主に機関誌『生産研究』を参照しつつ、追いかけることにする。
コメンテーター 夏目賢一